♪第55回月例会報告(8/30)


今号よりは、月報を抜き書きし、月例会レポートとします。

≪猛暑日は「カモン ベイビー」と笑って! 笑顔が免疫力を高め、元気の源をくれます!≫

●暑い!ですね、皆様いかがお過ごしですか。かしこくしぶとく猛暑と向き合っておいでのことと拝察します。湘南地域は摂氏33度とか34度とかで群馬などの内陸都市に比べ、だいぶマシで助かっていますが、それでも日中、街中を歩くと白熱の日に打たれ頭がくらくらします。気象庁発表の気温が例えば33度でも、体感温度は直射日光と路面の反射熱などで38、39度ぐらいあるでしょう。
●気象庁発表の気温は、金属製の通風筒である計測器の中に、外気をファンを回して吸い込み、白金の電気抵抗(10度上がると約4オーム上がる)を見る電気式温度計で計るのが大部のようです。百葉箱を思い出しますが、その筒型計測器の中(地上1.5m)の優しい条件下での計測には直射日光も路面反射も無関係とくれば、街中との温度差は当然でしょう。ちなみに猛暑日、路面の真上に温度計を置くとさっと40度を超えます。新聞・TVの天気予報で最高気温が30度とかいう日、「今日は大したことないな」と油断しないことです。水筒持参で外出するぐらいでないと。頭がくらくらしてから自販機探しても遅いです。「暑いなあ」と顔をゆがめたりせず(ゆがめるだけで負け)、「カモン ベイビー!」とつぶやき笑顔を作ってみましょう(いやマジメな話)。まだしばらく暑さが続きます、オーマイ ゴッド!
●笑顔と書いて、ふと思い出す人がいます。及川裸観さん(1901年-1988年)。「ワッハッハ ワッハッハ」と大声で笑って全国を行脚し笑いの効用を説いた人です。岩手県出身で、時代の寵児でした。盛岡に勤務経験のある私ですが、山手線のガラ隙きの電車内でワッハッハするおじさんに会い言葉を交わした思い出もあり、「羅漢」名で覚えています。一点の曇りもない笑顔でした。話かわって10年ばかり前、大阪府が『大阪発 笑いのススメ』という冊子を作りました。全編に笑いの効用が書かれていてその実証性・科学性は十分。「湘南童謡楽会と笑い・愛唱歌と笑顔」というテーマを追う私達には興味深々です。「健康長寿を至高の目標として笑顔で突き進もう」と確信させられます。冊子はネットで読めます。
●その要点の一部を以下に紹介します。笑顔が、愛唱歌と笑顔が、暮らしの中の笑顔が、免疫力を高めて病気まで治してくれる――という点がポイント。どうぞ笑顔の実践を!!

≪健康情報。『大阪発 笑いのススメ』で明かされる笑いの効用≫
<笑いでナチュラルキラー細胞が活性化し、ガンをやっつける>
●医者による1つの実験・・・1992年、大阪ミナミの演芸場で、ガンや心臓病の人を含む19人の人達に漫才や新喜劇を見て3時間ほど大いに笑ってもらったあと免疫がどう変化するか、笑いの前後に採血して調べた。実験は大阪府の「元気で長生き研究所」所長の昇幹夫医師と、岡山県の「すばるクリニック」の伊丹仁朗院長が共同で行った。調べたのは、リンパ球の活性、即ちガン細胞を攻撃するNK(ナチュラルキラー)細胞の元気度である。笑いによりNK細胞の元気度がアップしたかを見る実験なのだ。
●NK細胞について・・・健康な人の体内では1日に3000~5000個のガン細胞が発生しているが、人が生まれつきもっている50億個のNK細胞がこれを破壊しているおかげで、ガンに冒されずにすんでいる。この働きがNK活性と呼ばれている。
●実験の結果、笑う前にNK活性の数値が低かった人は、すべて正常範囲までアップし、高かった人の多くも正常近くの数値に下がることが確認された(グラフで示されていて、その通りの結果になったことがはっきり分かる)。つまり、笑いにはガンに対する抵抗力を高め、免疫機能を正常化させる効果があるということ、さらに免疫機能を薬で活性化させるには一定の時間がかかるのに対し、笑いには短時間で免疫系を正常化させる生理学的効果(即効性)があることが分かった。
●伊丹先生は、NK細胞を強くする方法として次の9項目を挙げている。
(1)毎日7~8時間の睡眠を取る。
(2)心身両面のストレスと過労を避ける。
(3)心配・不安・悲しみなどをなるべく短く乗り越える。
(4)ゆううつ感が長く続くときは、早目に専門医に相談し回復を図る。
(5)適度な運動を毎日、少なくとも週3回実行する。
(6)自分が好きなことに打ち込む。
(7)体内のNK細胞がガンを食いつぶすイメージトレーニングをする。
(8)面白いことがなくても、いつも表情だけは笑顔を心がける。
(9)面白い話を聞いたり、自分でも考えたり、話したりして楽しく笑う。
※伊丹先生は、面白くなくても作り笑いをして微笑むだけの場合についても実験をし、同様の結果が出たことも冊子には付け加えられている。

<「幸福だから笑うのではない。笑うから幸福なのだ」と哲学者アラン>
●井上宏日本笑い学会会長がコラムに次のように書いている。
<「笑う門には福来る」という言葉は、私の好きな言葉で、よく出来たことだばと思う。
これとよく似た表現でフランスの哲学者アランが、『幸福論』の中で述べている言葉がある。「笑うのは幸福だからではない。むしろ、笑うから幸福なのだと言いたい。食べることが楽しいように、笑うことが楽しいのだ。だが、まず食べることが必要である。」
まず笑うことであるが、私が面白いと思うのは、「笑うこと」と「食べること」をなぞらえて述べていることである。食べるというのは、身体的な行為で、あれこれ観念として捉えていても何も分からない。まず食べてみて、味も食材もわかるわけである。
笑いもこれと似ていて、観念的に「笑ってどうなるものでもなし」「笑いなんて詰まらない」などと評論しているだけでは何もわからなということである。笑いは精神的活動と捉えられやすいが、同時に身体的活動でもあるのであって、まずは笑うという実践が大事である>
★皆さんは以上をどう受け止めます? 作り笑いでも効果があったことを含め「笑いや笑顔」の健康に対するプラス効果の証明は刮目すべき、と私は思います。そして大いに笑おう、笑顔を作ろう、と。
★私は日曜、午後5時半の日本テレビ「笑点」を観るのが日曜日のルーティンの1つです。
★インターネットで大阪府の冊子、検索してみて下さい。もっと沢山の「笑いの科学的効用」が紹介されています。

(文責:宮崎)

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