♪第64回月例会報告(6/14)


[名曲のもつ言霊~優しく美しい言霊からいただく幸福感~テキストを自家薬籠中のものに]
〇テキスト『愛唱名歌』は“宝の山”だと本を開くたびに思います。月報にも再三そう書きました。300曲を超える名歌が収載されていて、ほぼ満足できる選曲(網羅とはいかないまでも)と言えましょう。どの曲も、洗練された歌詞とメロディで紡がれ、作者入魂の一語一語・一節一節・一篇一篇となっています。日本語の美しさが凝縮した詞がどれも私には印象深いです。その詞にぴったりの優雅で楽しいメロディが付き、まさしく珠玉の名曲となっているわけです。それらが300点。凄いことだと思います。
〇言霊(ことだま)と言います。テキストの300曲夫々に言霊を感じます。『故郷』の♪こころざしを果たして・・・、『津軽のふるさと』の♪りんごのふるさとは北国の果て・・・、『この道』の♪この道はいつか来た道・・・、『若葉』の♪あざやかなみどりよ あかるいみどりよ・・・等々、どれにも確かな言霊を感じます。それらの好きな歌を歌っては、言霊に心を揺すぶられ、しみじみとした幸福感を味わうのです。“小さな幸せ”です。そう、“小さな幸せ”の積み重ねが人生の要諦であると前号でも書いたところです。
〇例会で四季折々の歌を歌うたび、おざきさん・根來さんの歌唱指導のお陰で曲や歌詞の理解が深まります。1年経って歌う同じ歌でも、そのつど歌の理解が深まり、幸福感も一味違ったものになるはずです。例会で歌い、家でまた歌うことで、好きな歌はいよいよ自家薬籠中のものになっていくでしょう。
〇会員になって何年にも渡り例会に“皆勤”という方もいらっしゃいます。ご同慶の至りです。表彰ものだと思います。<歌うから幸せ~幸せだから歌う>・・・どうぞこの道を行って下さい。北原白秋・山田耕筰の『この道』も、皆勤の方々にとっては年々違った“道の顔”を見せてくれているのではないでしょうか。

[女優小山明子さんが会員に~仕事も趣味も社会活動も積極的に~見事な「気」の充実ぶり]
〇小山明子さんがお誘いに応じ会員になって下さいました。二つ返事でした。ざっくばらんに「私も歌が好き。若さを保つためにも皆さんと一緒に歌いたいんです」と仰って。毎月何人かの新入会者があり、どなたにも湘南童謡楽会という場で目一杯ご自身で輝いていただき、合わせて会自体も輝くようお力をお貸しいただきたいと願っていますが、小山さんは「できる限りの応援をします」と明言して下さいました。最大級の嬉しいことです。代表としても一層頑張らなければ! という気になります。小山さんはこれからも時間ができたとき(月に)参加したいとのご意向です。仕事(講演)も趣味もボランティア活動も矍鑠としてこなされる人生経験豊富な小山さんから、それこそ隣席同士にでもなったら、どうぞみなさん、若さの秘訣とかいろいろと“聞きたがり屋”になって下さい。サインにも応じる、と仰っていますよ。
〇少しだけ小山さんのご紹介・・・。仕事以外では、水泳で身体を鍛え、ボイストレーニングをし、歌も歌い、いろいろな社会活動も忘れず、という日常。見事な「気」の充実ぶりです。「気」は生きるエネルギー。私達もぜひ見習いたいものです。

[大和証券G、70歳上限撤廃~生涯現役しよう~オペラ「椿姫」で寿命延びた話]
〇大和証券グループは近く、現在70歳までとしている営業職の年齢の上限を撤廃する方針(5/9読売朝刊)と報じられました。英断だと思います。地元密着・同世代への対応が会社の狙いだそうで、80歳までも90歳までも専門道を追究したい生涯現役希求者には朗報でしょう。もう一段上の100歳を目標にしている不肖私からしても時代の新しい胎動を感じます。どんな生涯現役にするか・・・。アインシュタインの伝説的話――死ぬ間際まで数式を書いていた(享年73歳)というのは有名です。童謡運動も含めて不肖私はアインシュタインを目指すつもりです。当会例会での冒頭の挨拶やMC=Master of Concert=みたいな仕事は若手の適任者を見つけ次第、早く降りるとして、です。
〇ユーモラスな科学研究に贈られる米国の賞に「イグ・ノーベル賞」があります。イグは「反対の」という意味なので“裏ノーベル賞”。2013年9月12日ハーバード大で「医学賞」が帝京大学医学部の新見正則准教授に贈られたことが大きく報じられました。その研究は心臓移植をしたマウス群にヴェルディのオペラ「椿姫」を一日中聴かせたら平均26日間も長く生きた、聴かせなかった群の7日生存と比べて有意な差があった――というもの。このエビデンス、歌友われわれの記憶にとくと留めておきたいものです。ということで、この話、会報に書くこと3度目です。
〇「椿姫」は、高級娼婦に恋する純情青年のテノール独唱、娼婦のソプラノとの甘い重唱・・・など悲恋ではあっても全編、陶酔ホルモン充満のオペラです。新見先生もそこに着目されたのでしょう。私個人としては、青年の父が息子を諌めて歌う「プロヴァンスの海と陸」を発表会で歌い冷汗十斗の経験がありますが、懲りずにまた!と思うところもあり、「椿姫」にはやはり大いに惹かれます。食事の際のBGM曲の筆頭です。

(文責:宮崎)

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