♪第70回月例会報告(12/8)


[ひたむきに歩いた1年でした! 来年もまた、ひたむきに!]
●今月は歌い納めの会――。1年12か月、歌の楽しさを求めひたむきに歩いてきました。良い1年でした。皆様のお力添えのお陰と心より感謝申し上げます。振り返れば、例会日はすべて好天に恵まれ、まずまず内容濃く充実した例会をやってこられたのでは、と思っています。喩えて言えば、われらの歌の会飛行機はいま空高く水平飛行をしていると言えましょう。エンジン音も快調に新しい年を迎えます。
●年の区切り目で思い出すのは、ロシアの文豪トルストイの言葉です。
<最上の幸福は、1年の終わりにおいて、年頭における自己よりも良くなったと感ずることである>。
この1年間、私たちは歌唱指導の両先生、おざきかよさんと根來加奈さんのよきご指導のもと、テキスト『愛唱名歌』の名歌たちを、愛(いと)おしみ、慈(いつく)しみ、抱きしめるように歌ってきました。そして心豊かになりました。皆さんがそうだと私は確信しています。トルストイの進言に応えられました。応えられたのは、童謡・愛唱歌、また歌に対する私たちの<深い愛情>にほかなりません。7年目の新年、童謡・愛唱歌をいっそう愛おしみ慈しんで例会をもち、日々を過ごして行きたいと決意しています。
●会が空高く水平飛行をしているとは言え、まだ視界良好とは言えません。例会の参加者をどうやって増やし賑やかにするかという難問を抱えていますし、ゲストタイム(器楽演奏)のほどよい実施などの課題があります。いずれも会の財政に係る重要課題。例会参加者が130~150人になれば財政的には安定します。皆様の一層のお力添えをお願い申し上げる次第です。会場確保にも振り回されていますが、グズグズ言ってはおられません。知恵を絞り、力を尽くし、諸課題を突破して行く覚悟です。歌人・若山牧水にはいろんな趣きの名歌が沢山ありますが、牧水の次の歌を励みにしっかり前に飛んでいきましょう!
<白鳥(しらとり)は 空の青 海の青にも 染まずただよう>

 [新年度、「ここを目指したい」というの目標を2つ]
●1月例会では、日本の年中行事にかかわる歌を一気通貫にして取りあげる計画が指導のおざきさんにより立てられています。行事はお正月から始まり、豆まき=2月、雛祭り=3月、お花見=4月、端午の節句=5月、七夕祭り=7月・・・と続きます。これらの歌を歌うことで私たちは日々の生活を実感し、季節を感じ、生命を輝かせて生きて行くことにつながるのだと思います。それが生きた文化! というものでしょう。童謡・愛唱歌とそのように向き合いたいものです。これが目標の1つ目です。例会にご期待下さい。
●先月の11月例会(根來加奈さん指導)で歌った 『峠のわが家』 (アメリカ民謡/薮田義雄訳詞)の歌詞中のフレーズ<うるわし明け暮れ ともに歌わな>(歌わな=歌わないとねえ=歌おう)に心打たれました。これこそ前項の一文にぴたり重なる<歌の文化>を完璧に表現する歌詞ではありませんか。楽曲の歌詞の凄さに改めて気づかされます。歌詞をより大切に大切に歌うこと。これが新年度の目標の2つ目です。

[童謡・・愛唱歌、歌の力について実話を3つ]
●歌に生きる元気をもらう。そんな例を少し――。1つ目、前にも書きましたが、脚が不自由で例会にこられなくなった80歳代後半の女性会員Iさん(立川澄人さんのコンサートでピアノ伴奏をしていた方)は、『愛唱名歌』を毎晩広げて何曲か歌ってから床に入るそうです。Iさんとの電話で「健康長寿100歳」を目標にする私の生涯現役論をときどき持ち出して激励しています。
●『モーツァルトの子守歌』(テキストに収載)を歌って欲しいという病床の夫に、♪ねむれ良い子よ♪ と歌ってあげたという私の妻の友人の話を最近聞きました。同じく病床の夫にフランク永井のCDを聞きたいとせがまれ「えっ?」と聞き直すと、♪そばに居てくれるだけでいい♪ って言われたと涙を浮かべて思い出話をしてくれた友人Yさんの話(1年前のこと)・・・時を超え、悲しみを超え、いのちが蘇るようです。あえてご紹介したこれらの話、聞くだけで元気や勇気がもらえるような気がします。

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