第13回月例会報告(10/24)
●平成24年10月24日に開いた月例会は、「湘南童謡楽会」創立満1周年の記念の会となりました。鎌倉市生涯学習センターホールでの会に92人の会員が参加(うち8人が新加入)しましたが、これは今までで最高でした。
毎回この日のように新加入者があり、会員数は延べ173人となりました。会員のうちの半分を上回る人たちが毎月参加して下さっている状況です。会員の8割も9割もの人たちが毎月参加されるようになることが望ましいのですが、開催日に用事があったり、○曜日は他のことで参加できないといった人たちもあったりで、なかなか難しいところです。
先日、先々3ヶ月のスケジュール表を会員さんにお送りしたのですが、次の11月から3ヶ月連続で木曜日となっていて、「今後、木曜で定着するのでしょうか」と困惑顔で質問してきた人たちもあり、「いえ、いえ、たまたま重なりました」と釈明したものでした。開催日の曜日をずらして、特定の曜日だと参加できないという人が出ないようにした「バラバラ曜日」の原則は、ほどよく守らないといけないと思わされました。特定の曜日がいいという人もあるでしょうが、バラバラ曜日が、まあ無難だろうと思っています。
●それはともあれ、会員数も、また参加者数もおかげさまで順調に増加していて、<1人が1人にお声掛けを>運動に会員さんが力を貸して下さっている結果だと心より感謝申し上げています。参加者数が100人となるのはもう時間の問題でしょうし、早晩200人となることも間違いないと思っています。200人の大合唱の迫力をみんなで楽しみたいものです。さて、1周年記念の会とあって司会進行役の私は次のように開会の挨拶(冒頭省略)をしました。
●今日は「湘南童謡楽会」の1周年記念の会です。昨年10月に旗揚げしたときには、70人ほどの会員さんでしたが、1年経っていま会員さんはその2倍以上になり、今日もこんなに大勢の方々にご参加いただきました。本当に嬉しいです。
これまで私たちは歌唱指導の先生と一緒に、沢山の童謡や愛唱歌を味わい深く歌い、毎回、大きな感動をいただいてきました。
歌って感動し、歌から元気や勇気をもらい、さらには、歌に生き甲斐を見出す、といった歩みだったと思います。
このような、童謡や愛唱歌と私たちのいい関係を2年目はさらに深めて行かなければなりません。みなさん方と一緒に、一歩一歩、前進していこうではありませんか。よろしくお願いいたします。
さて私の好きな詩にドイツの詩人サミュエル・ウルマンの『青春』という作品があります。「青春とは人生の一時期のことではなく、心のあり方だ」というあの詩です。マッカーサーや松下幸之助もとても好んだそうです。
今日はこの詩を朗読し、これからの私達の活動の「みちしるべ」としたいと思います。ご存知の方も多いと思います、お聞き下さい。
●青春とは
人生の一時期のことではなく
心のあり方のことだ。
若くあるためには、
創造力・強い意思・情熱・勇気が必要であり、
安易に就こうとする心を叱咤する冒険への希求がなければならない。
人間は
年齢を重ねた時老いるのではない。
理想をなくした時老いるである。
歳月は人間に皮膚に皺を刻むが、
情熱の消失は心に皺を作る。
悩みや疑い・不安や恐怖・失望、
これらのものこそ、若さを消失させ、
雲ひとつない大空のような心を
だいなしにしてしまう元凶である。
六十歳になろうと、十六歳であろうと、
人間は、驚きへの憧憬・夜空に輝く
星空の煌めきにも似た事象や思想に対する敬愛・
何かに挑戦する心・子供のような探究心・
人生の喜びと、それに対する興味を
変わらず胸に抱くことができる。
人間は信念とともに若くあり、
疑念とともに老いる。
自信とともに若くあり、
恐怖とともに老いる。
希望ある限り人間は若く、
失望とともに老いるのだ。
自然や神仏や他者から、美しさや喜び、勇気や力などを、
感じ取ることができる限り、
その人は若いのだ。
感性を失い、心が皮肉に被われ、嘆きや悲しみに閉ざされる時、
人間は真に老いるのである。
そのような人は、神のあわれみを乞うしかない。
●では、今日の会を始めることにいたします。
今日の歌唱指導はおなじみおざきかよさん、ピアノ伴奏は堀部ともよさんです。
どうぞみなさん思いっきり歌い、今日の秋晴れのような爽快な演奏をじっくりお楽しみ下さい。
●おざきさんの指導で会場のみなさんが歌った歌は下記の通りです。
<みんなで歌った歌>
『故郷』、『どんぐりころころ』、『野菊』、『証城寺の狸囃子』、『里の秋』、『ちいさい秋みつけた』、『紅葉』、『静かな湖畔』、『秋の夜半』、『汽車ポッポ(本居長世)』⇒おざきソロ、『線路はつづくよどこまでも』、『遠き山に日は落ちて』