第20回月例会報告(5/2)

◆5月2日(木)。午後2時より、鎌倉生涯学習センターで20回目の月例会を開きました。
ゴールデンウィーク最中でしたが、110人を超える人達が参加して下さいました。このうち新入会者が10人もありました。先月の「健康長寿講演 & 童謡を歌う会」に参加した人で、会への関心を高めた人達、また何ヶ月も前の読売新聞の記事を読み入会のタイミングを計っていた人達、そして既会員によるオススメをキャッチして下さった人達が、入会して下さったものです。この日の帰り際、見学参加した後に「入会の価値あり」と会員になって下さった方も一人ありました。もう一つ、書き忘れてならないのは、ときどきですが、インターネットから当会のホームページを見て魅力を感じて入会して下さるケースもあります。こうして毎月コンスタントに新入会者を迎えられるのは、本当に嬉しいことです。ひとえに会員皆様のお陰と心より感謝申し上げます。
◆一生懸命、会の存在、そして目指すところを世に叫び、会への参加を訴えていることが、少しずつ実っている結果だろうと受け止めています。同時に、スタッフが一丸となり例会の内容充実のために努力をしていること、そしてとりわけ常任指導者のおざきかよさん・ピアノ伴奏の堀部ともよさんの、よき指導を目指す普段の準備と鍛錬、及び当日の懸命なパフォーマンスが、会員皆様の評価となって現れているのだと思います。もう一人の常任指導者の根來加奈さんの貢献も絶大であるのはいうまでもありません。
◆さる3月や今月5月のような100人を超える大合唱、さる4月の200人を超える大合唱を目の当たりにし、迫力の大合唱を聞き、私は大いなる喜び(悦び)や、大いなる可能性を感じ、大合唱の恵沢を本当に嬉しく思っています。喜び(悦び)とは、大合唱が素晴らしいこと、大合唱を皆さんが心から楽しんでおられることによるものです。可能性とは、月例会を重ねるほどに、大合唱の素晴らしさが、皆さんの楽しみ方が一段と深まるであろうということです。月例会(年月)を重ねるほどに、歌いこむほどに、これが無限大に大きくなっていくはず、と私は信じて疑いません。
◆そうなったとき、「やさしく純粋で味わい深い童謡や愛唱歌」が、皆さん一人一人にとって、自分の真の宝物になるし、その宝物を手にしようという過程が「生き甲斐ある人生」になるはずだと私は思います。歌好きの人の、歌を生き甲斐に生きる人生の実現。プラス、それによって獲得する健康長寿。それこそが「湘南童謡楽会」の目指とするところです。
◆さる3月と今月5月に100人の大合唱を、4月には200人の大合唱を実現できたので、次の目標は大きく400人、と行きましょう。400人の大合唱がどれだけ素晴らしいものであるか。実際に歌ってみないと分かりませんが、皆さんと一緒に、一歩一歩そこを目指したいと思っています。
●GW中の例会は、皆さん、用事がおありでしょうから、参加者が100人を超えるとは予想していませんでした。それが嬉しい結果となって、月例会の報告からつい脱線し、代表メッセージとなっていまいました。以下、やっと本論に入ります。
●月例会は「元気印・宮崎」が今日も司会を務めますという決まり文句でスタートしました。ここで大拍手をいただき、それが司会者としての1回目の感激でした。続いて、上記メッセージを凝縮し、「童謡や愛唱歌をできれば毎日歌い、気持ちをいつも若く若く保って、生き甲斐と健康長寿を自分のものにしていただければと願っています」と挨拶しました。この、会の原点の強調は、4月入会・5月入会の新しい会員を意識してのことです。
●おざきかよさんの歌唱指導は、10数曲の選曲のうちにモーツァルトやドボルザーク作曲の外国の歌もあり、また、あまり知られてない(かもしれない)歌、多くの人がうろ覚え(かもしれない)歌なども取り混ぜ、それらについての適切なコメントがあって、とてもインタレスティング(面白い)でした。その練習方法(歌わせ方)もメリハリがあり、進め方はスピード感あり・豊かさ感ありと、感興を高めるものでした。帰りがけに、何人もの方が「癒されました」と私に声をかけて下さいました。

(皆で歌った歌) 『故郷』、『茶摘』、『鯉のぼり』、『背くらべ』、『あの町この町』、『あわて床屋』、『港』、『あざみの歌』、『涙そうそう』、『おゝスザンナ』、『五月の歌』、『ピクニック』、『遠き山に日は落ちて』

●「みなさまお疲れ様でした」。これが閉会の私のご挨拶の常套句です。一生懸命に心をこめて歌って良かったでしょう、幸せだったでしょう、という思いを込めての言葉です。
●「みなさまお楽しみいただけましたでしょうか」といつも続けます。すると、いつもそうですが、会場から大きな拍手が返ってきます。ありがたい瞬間です。この日は、いつにも増して大きな拍手でした。喜んで(悦んで)いただき、ありがたい気持ちで一杯になりました。司会進行役の、私としてはこの日の二度目の感激でした。
◆楽しみ、喜び(悦び)、感激、感動。これあっての人生だと私は思っています。
 会員の皆様と、このことを共有できているとすれば、それが私の最高の喜びです。
また、それが童謡・愛唱歌運動をプロデュースする者(会の代表)としての醍醐味です。
◆湘南に、童謡や愛唱歌の新しい「歌の波」を興すために、皆様、一月一月を、一日一日を大切に、胸を張り背筋を伸ばし、真っ直ぐ前を向いて進んで行こうではありませんか。

(5月9日 記す 文責:宮崎)