第26回月例会報告(11/14)
◆11月14日(木)。藤沢市労働会館での26回目の月例会。119人の参加があり、うち新入会者は7人でした。このところ例会は、120人前後の参加で推移しています。新入会者もコンスタントに毎月たえることなくあります。会員皆様の口コミのお陰のようです。嬉しいことです。感謝の気持ちでいっぱいです。大勢で歌うことの心地よさ・幸せ感は、合唱独自のもの、歌ならではのもの、歌う人たちだけのものです(当たり前ですが)。この日も119人の方々が、大合唱の心地よさ・幸せ感にたっぷり浸ったはずです。会場のその光景を見て、私は夢見ています・・・・・・今を倍する人たちで歌う日が来ることを。その感動は、いかばかりかと。
◆この日の歌唱指導は根來加奈さん、ピアノ伴奏は岡田真歩さんでした。根來さんは去る8月以来の登板。元気で、明るく、楽しい根來流で会場をぐいぐい引っ張って下さいました。オープニング曲『故郷』を悠然と歌った後、発声練習。そして『むすんでひらいて』を、歌詞のように手の平を動かすアクションを交えて歌いました。曲の楽しさが一段と深まるパフォーマンスでした。さらに『虫の声』『村祭』と続けて歌い、みなさんが、心で秋を満喫しているようでした。前半の最後は、『たきび』を、歌詞の「あたろうか」と「あたろうよ」の小節を2グループに分かれて、声を掛け合うように歌いました。この曲は巽聖歌・作詞/渡辺茂・作曲ですが、これが大好きな私は若い頃、いまは亡き巽さんと一緒に新宿で日本酒を飲んだ一夜のことを懐かしく思い出しながら、歌の心に寄り添って歌いました。「いい歌だなあ」と改めて思いました。
◆歌唱指導の後半では、『山の音楽家』(ドイツ民謡)が楽しかった。そう、メロディ、歌飼ともに面白かった。歌の出だしは、1番は「わたしゃ 音楽家 山のこりす」、2番は「わたしゃ 音楽家 山のことり」、3番は「わたしゃ 音楽家 山のたぬき」です。そして1番から順に、3つの動物――こりすがバイオリンをキュキュ キュッキュッキュッと、ことりがフルートをピピ ピッピッピッと、たぬきがたいこをポコ ポンポンポンと鳴らす――という歌。作詞家(水田詩仙)の詩心に感心しながら歌いました。童謡・愛唱歌って、ほんとにいいなあ、素敵だ、と思いました。続く『椰子の実』(島崎藤村・作詞/大中寅二・作曲)も大好きな歌。そして最後がエンディングソングのドボルザークの『遠き山に日は落ちて』。全員の朗々とした大合唱で締めくくり、私は最高に幸せ気分でした。
◆レポートの途中ですが、読者のあなた!! このように、みんなで素敵な歌を合唱するのが私達の月例会です。素敵な歌を心をこめて歌う、しかも大合唱するというのは、本当にハッピーです。心豊かになります・・・・・・ということで、声を大にして言います。「どうぞ、お仲間に!!」。 良い歌は、歌わなければ、無価値です、歌い継ぐことが私達の使命だと思っています。
◆根來さんの指導のもと、みんなで歌った歌は以下です。
「故郷」 「むすんでひらいて」 「虫の声」 「村祭」 「浜千鳥」 「赤とんぼ」
「たきび」 「聖者の行進」 「旅愁」 「世界は二人のために」 「山の音楽家」
「椰子の実」 「遠き山に日は落ちて」 (以上 文責:宮崎)