♪第63回月例会報告(5/22)

[私事を少し。人生は“小さな奇跡”の積み重ね! 小さな幸せをしかとつかんで、離さず行きましょう!]
〇ときどき街とかで会員さんと会います。先日、奇跡の出会いがありました。小生は鎌倉在住、先方の女性は藤沢の会員さん(良く知っているヴァイオリニスト)。会った場所は東京のある小学校の入学式。二人は入学する子供のじじ、ばば、でありました。ここまではままあり得る出会いかもしれませんが、実はその小学校は結構な人気校で、入学の可否の最後のハードルがなんと「抽選」なのです。顔を合わせ二人は声も出ないほどびっくり、「奇遇ですねえ」を連発し合ったのでした。
〇5月の連休中の人気イベントに、東京有楽町の国際フォーラムで繰り広げられる「ラ・フォル・ジュルネ」(熱狂の日々)があります。クラシックの祭典で、3日間で100コマほどのコンサートがあります。5/4、ストラビンスキーの『火の鳥』を聴いて帰り道、大船の喫茶店で妻とコーヒーを飲んでいたら(たまたま私は『椿姫』(ヴェルディ)の『プロヴァンスの海と陸』の楽譜をながめていました)、突然わが背中から「すみません、私、ジュルネの特設舞台で『こうもり』(ヨハンシュトラウス二世)を歌ってきました」と声をかけられました。知らない蝶ネクタイの紳士で、びっくりしました。オペラ劇団を主宰しているとのことで、少し会話したのをきっかけに新しい付き合いが始まりそうです。
人生は“小さな奇跡”の積み重ね、なんて言ったりします。皆さんがわが湘南童謡楽会に入会され、私と、また歌仲間と知り合いになられたのも、会の扉を叩かれた経緯を尋ねれば、きっと小さな奇跡があったのだろうと私は想像します。出会いの縁を思い、深い縁(えにし)が結ばれることを期待し、幸せの胚胎を大事に大事にしなければ・・・と思っています。
●毎月100人~130人の歌仲間と一緒に10曲~15曲の名曲を歌う幸福感はかけがえのないものです。幸福感を包み込む役割がこの月報だと私は思っていまして、毎月心を込めて作成しています。作る幸せを満腔に感じながら。何事を成すにも心を込めないと幸せはするりと逃げてしまいますからね。

(文責:宮崎)

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