♪第83回月例会報告(3/7)

[冒頭の代表挨拶 要約]
2月例会を休みましたので、皆様と久しぶりにお会い出来て懐かしい気分でとても嬉しいです。今日はちょっとグズった天気になりましたが、大勢の方にご参加いただき、また新入会の方々も沢山お迎えすることが出来ました。皆様、本当に有難うございます。
今日は、第83回目の月例会。歌唱指導は、日本とイタリアを行き来して大活躍中のオペラ歌手・宮本史利さんにお願いしてあります。ピアノ伴奏は新進気鋭のピアニスト高梨壮一郎さんです。
宮本さんは、昨年10月の7周年記念コンサートにご出演いただき、素晴らしい歌をご披露いただきました。わが例会には今日が初登場ですが、変幻自在な幅広い音楽性と、包容力豊かなキャラクターの持ち主で、私達の会のような皆で歌を歌うという会の指導者として打って付けです。さすが、演技力が求められるオペラ歌手でいらっしゃると思っております。
今日は、ご参加の皆さんが、きっと歌の楽しさを再発見される2時間になるのではないかと期待しています。
『若きヴェルテルの悩み』で知られるドイツの文豪ゲーテは言いました。<年を取ったら若いときより多くのことをなせ。なぜなら年を取るとエネルギーが減少し、つい過去ばかり振り返って、未来を愛せなくなるから>と言いました。
その意味で、宮本さんのご登場はわが月例会に新しい血を導入し、未来へ新風を吹き込むことになるわけで、ゲーテの言葉を胸に、これからもどんどん新しいことに挑戦して行こうと思っています。宮本さんにはこれからも年に何回か月例会にご登場いただく予定です。どうぞご期待下さい。
では、宮本さん、高梨さん、よろしくお願いいたします。

[この日、歌った歌]
*トロイカ *森へ行きましょう *五月の歌 *ローレライ *野ばら 
*グリーンスリーブス *おゝブレネリ *オー・ソレ・ミオ *フニクリフニクラ
*サンタルチア *箱根八里 など。

[宮本さん/高梨さんのプロフィル]

<歌唱指導:宮本史利さん(オペラ歌手・バリトン)>
横須賀市出身。横須賀市立馬堀中学校、神奈川県立横須賀高校、横浜市立大学商学部、東京芸術大学声楽科を経て、イタリアのパルマ国立音楽院3年コースを満点で卒業。2008年より20世紀最高のソプラノ歌手の一人ミレッラ・フレーニの下で歌の研鑽を積む。
2010年、ロッシーニ・オペラ・フェスティヴァル・アカデミーのオーディションに合格、《ランスへの旅》公演において、主役の一人であり最も出番の多いトロンボノック男爵として出演、好評を博した。
イタリア永住権をもち、イタリア各地のコンサートに出演するかたわら、東京を始め国内各地で意欲的にリサイタル活動を展開している。ボランティア活動にも熱心で、横須賀を中心に未就学児対象のコンサートや病院等でのコンサートを開いている。現在、「よこすかの音楽家を支援する会(YMSA)」理事。

<ピアノ伴奏:高梨壮一郎さん(ピアニスト)>
三浦市出身。三浦市立剣崎小学校、南下浦中学校卒業。桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)を経て、現在桐朋学園大学音楽学部2年在学中。5歳よりピアノを始める。坂部美紀氏、10歳から中井恒仁氏に師事。 パスカル・ドゥヴァイヨン氏、ミハイル・ヴォスクレンスキー各氏の公開レッスンを受講。
第25回かながわ音楽コンクール本選にて特選受賞、2011年、ピティナピアノコンペティションD級全国決勝大会 ベスト23賞、第66回全日本学生音楽コンクール中学の部本選入賞、第68回全日本学生音楽コンクール高校の部本選入賞など、各種コンクールで好成績を残す。
高校内で成績優秀者によるStudent’ Concert、卒業演奏会に出演。また、スカぴあ2011~2016に出演するなど多彩な経歴をもつ。病院ロビーコンサートのほか保育園や老人ホーム等でも演奏している。      (以上)

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