♪第71回月例会報告(1/22)

【<今日もいい1日だった>と思える365日に。身も心も<ゆったり・ゆっくり>が決め手】
〇皆様、いかがお過ごしでしょうか? 転んで骨折したり風邪ひいたりしたという会員の方々の身辺情報が風の便りで耳に入っています。転ばない注意、事故に遭わない注意、病気予防の心掛けをお互いに徹底しようではありませんか。そして2018年を「無病息災」で乗り切りましょう。童謡・愛唱歌を友達にして!
〇運悪く転んで骨折したり、病気された方々・・・早期ご快癒をお祈りします。そして、童謡楽会の例会へ早く復帰なさって下さい。元気を出して例会へ足を運ぶ。これが人生100歳時代の“絶対的な元気の素”です!
元気の決め手は、<ゆったり(泰然自若)として、 ゆっくり(決して急がず)行動すること>でしょう! そして、1日を終えるとき床に就いたら<今日もいい日だった!!>と思える毎日を送りたいものです。
●<いい日といい夢>は大いに関係がありそう。夢の研究ではフロイトが有名ですが、流行語で言えば大方の皆さんが、Me too(私もそう!)と仰るだろうと思います。私の昨年暮れの夢体験を年賀状の一部をもってご披露します(フロイトにも伝えたかった!)。今年は皆様に賀状を出しませんでしたので。
(前略)特記したい夢を年末に二つ見ました。夢その一。災害で陥没寸断された道を車で30mも飛び越さなければならない処で、ドラえもんが現れ、車に大風船を付けて助けてくれたのです。その二。お忍びで来日した中国の習近平・国家主席を農村で見つけ、本人であることを長年培ってきた眼力で見抜き認めさせたのです。そして「強国戦略は結構」、でも「太平洋は中米で治めるに十分な広さ」などと言うのは思想なき戦略だと話すと、口元を緩め握手してくれました。本職に会ったことは、絶対に内緒にして、と言って。えーっ? 二人に会ったのは初めて。いずれもカズオ・イシグロの小説を読んだ翌日、NPO農場へ出動する日の出来事でした。新年へ向けての瑞運なれかし!
●今日1/22は大安。歌い初めの例会の日の祈りです・・・皆様の1年が良き運勢に恵まれますように!

【 生きた文化とは? 伝統を生きたものにするには? <童謡ジャポニスム>を目指して 】
〇2018年の歌い初めの会では、予告通りに、日本の年中行事にかかわる歌を一気に取り上げます。お正月から始まり、豆まき=2月、雛祭り=3月、お花見=4月、端午の節句=5月、七夕祭り=7月・・・と続きます。これらの歌を歌うことで私達は日々の生活を実感し、季節を感じ、生命を輝かせて生きて行くことにつながるのだと思います(先月の月報)。それらの行事を欠かさず執り行うことが一家繁栄の元だと親に教えられきちんと実行しています。豆まきでは、部屋の窓から大豆を外へ放り投げ、大声で「鬼は外、福は内」を唱える私です。そうです、大声で、誰はばからず、です。
〇2月の歌『まめまき』はインターネットからおざきさんが「採譜」されたものです。テキスト『愛唱名歌』にはありませんが、簡明で直ぐに歌える、豆まきの行事を見事に歌い込んだ楽しい楽しい「童謡 of 童謡」ではありませんか。豆まき“本番”でも歌えるよう歌詞カードを準備しました。どうぞご活用下さい。
童謡や愛唱歌を上のように身近な存在として捉え、接することが、伝統や文化を生命ある生きたものとして継承する具体の方法だと思います。何より大切なのは歌の歌詞。その言葉に込められた意味をしっかり玩味することだと思います。童謡はその中核にあるものです。例会で取り上げる際には童謡・愛唱歌の歌詞=言葉の意味を、今年は一層大切に受け止めていきたいと改めて思っています。
●話は飛びます。国立西洋美術館(上野)で「北斎とジャポニスム」を観ました。葛飾北斎(1760-1849)は『富嶽三十六景』の『神奈川沖浪裏』などで知られる江戸中後期の世界的な名絵師。日本開国の前後より浮世絵や動植物画も含めた膨大な作品が西洋に渡りマネ、モネ、ドガ、ロダン、ゴーギャンらに大きな影響を与えたことが作品展で明示されています。北斎画の大胆な構図、精密正確な描写が驚きをもって迎えられ、ジャポニスムの名で憧憬され称揚されたのです。日本の童謡・愛唱歌を世界に冠たるものと評している私は思いました。特に童謡をして<歌のジャポニスム>ムーヴメントを起こしたいと。童謡にその資格は十分。新たな頂上が見えた思いです。そこを目指し当会の童謡・愛唱歌ベストセレクションも活かし例会活動を積み上げること。これが今年の目標でもあります。さあ大合唱しながら登山しましょう!
●『まめまき』の楽譜を以下に。おざきかよさん採譜です。歌ってみて下さい。
※下記をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。

まめまき楽譜

まめまき楽譜

※1/22.大安だったのに、午後から大雪(12時ごろまでは曇天だったのに)。12人のご参加でした。さすがに会場はパラパラとして寂しかったですが、自分の声が良く聞こえ、宮崎の感覚では「個人レッスン」を受けているようでした。12人の方々、“勇断”ありがとうございました。“自重”された方々、その選択も正解だったとお思い下さい。帰りが一気の積雪でいろいろ厄介だったようですし。
※こうした場合に、 もし中止するとして、どうやってその決定を会員皆様に100%周知することが出来るか――そのルールを作っておこうと思いました。要は、例えば、翌日の開催は危ないな、と皆さん(大方の皆さん)
が案ずるような天気予報の場合、必ず事務局 (宮崎宅) へ電話をしていただくことを、 【絶対の申し合わせ】として全員が心に留めおき、間違いなく実行していただくことがカギです。大雪、大水害、台風といった自然災害に関しては、天気予報が高い確率で当たる時代ですので、例会日の1日前、場合によっては2日間に事務局で中止を決定し、参加を予定している皆さに事務局へ電話をしていただく――。このシステムしかないようです。でも、もっと確実で容易な方法はないかいま検討中で、詳細を3月例会でお示しします。そのあとは夏の台風シーズンへ向け、毎月、【申し合わせ】を復唱しつつ、ルールとしての意識の定着を図っていこうと思っています。

(文責:宮崎)

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